保険診療

超小型口腔内カメラを使用した歯科治療

従来歯科医院では歯科医師に完全に任せる、もしくは手鏡を使用して歯の中を見せて治療するのが一般的でした。
しかし最近では口腔内カメラが出たことでより安心できる治療ができるようになりました。

当院ではペンタイプの超小型口腔内カメラを使い、患者さんへ「見える診療&見せる診療」で安心納得の診療を心がけております。
なかなか見づらい奥歯の虫歯、裏側の歯石も簡単に見ることが可能で、撮影後、保存した写真をリラックスした状態でご覧になれます。

噛み合わせ治療も保険適用

当院の特徴として、まず顎関節と噛み合わせのチェックから始めることがあげられます。
噛み合わせが悪くて治療を行うことになっても、保険が適用されるので安心です。

さまざまなトラブルの元凶となる噛み合わせの異常は、できるだけ早めに治しておきましょう

痛みを極力少なく

小さなお子さんでも痛がらずに済むよう心がけています。
麻酔を必要とする場合、まず、表面麻酔で歯肉の表層を麻痺させてから麻酔注射をしています。

さらに電動注射器も導入しました
麻酔は、麻酔液を注入するときが一番痛いのですが、それをやわらげるのが目的です。
電動注射器は、「星に願いを」のメロディーとともに最初はゆっくりと麻酔液を送り込み、だんだんそのスピードを上げていきます
これによって、麻酔注射の痛みを最低限におさえられるのです。

予防

ブラッシングの指導とチェックをすべての患者さんに毎月行っているほか、定期検診も3カ月に1回行っています。

お子さんに対しては、保護者へのブラッシング指導(仕上げ磨きのコツ)やフッ素やシーラントなどを使い、虫歯予防に力を入れています

歯のクリーニング

定期的な歯の健診を行う際に歯のクリーニングも行います。

普段の歯磨きでは取れない歯石や細菌の除去を目的とし、虫歯や歯周病を予防します。
歯のエステとも言われ、とても心地よく個人差はありますが歯の黄ばみやタバコのヤニも落ちる人もいらっしゃいます。
※治療の一環として行う歯のクリーニングは保険適用されますが、審美目的のクリーニングは自費診療となります。

歯周病のリスク

歯周病は、歯に付着した食べかすなどから細菌が増殖し、歯の周囲から付け根に向かって徐々に冒されていく病気です。

歯茎が腫れたり膿んだりし、ひどくなると増殖した細菌は歯の付け根の骨を溶かし、その結果歯がグラグラになったり抜けてしまったりすることもあります

また、近年では歯周病が糖尿病や心臓疾患など、身体のさまざまな疾患とかかわっていることがわかってきました。
歯周病は、気づかないうちにいつの間にかどんどん進行していくことが特徴で、自然治癒するようなことはありません
「おかしい」と感じたら、進行を食い止めるためにできるだけ早く当院にご相談ください。

歯周病と咬み合わせ

咬み合わせが悪いために歯周病になってしまうケースがあります。

歯みがきのブラッシングはとてもうまいのに、歯周病になってしまったという人の場合、このケースに当てはまることがよくあります。
咬み合わせの悪さが歯周病に結びついていくメカニズムとして、よくあるのは次のようなパターンです。

1不正咬合

2歯が摩耗したり、歯槽骨が減ったりする

3歯周ポケットが深くなる

4汚れが溜まってしまう

5歯周病になる

こういう場合、当然ながら歯周病だけを治療しても意味がありません
一時的に改善しても、元凶がそのままではまた悪くなってしまいます。

したがって、こうしたケースの場合、まず咬み合わせの診査を行い、歯にかかる過剰な負担を軽減させてから、歯周病治療を開始します。

内服薬と光殺菌による治療法

歯周病治療は、基本的に保険診療の範囲内で行いますが、自由診療で「歯周病内科治療」「光殺菌(LAD)治療」という高度な治療も提供しています。

歯周病内科は飲み薬で歯周病を治療するもので、体の中から歯周病菌を退治します。

光殺菌は患部に光をあてて殺菌する方法で、痛みや副作用をともなわない、患者さんにやさしい治療法です。