Occlude 咬合
当歯科医院では咬合という切り口からの歯科医療を提供しています。
◆咬合とは歯の咬み合わせのことです
正常な咬合とは、顎関節がずれていない状態で歯が均一な接触で咬めていることをいい悪い歯並びや咬み合わせの不具合があると、人間は咬みやすい側で咬もうとします。
その習慣を続けていると歯だけでなく、歯肉や骨・筋肉・顎関節へストレスがかかり、肩こりや頭痛、耳鳴り、めないなどの原因になることもあります。
また、せっかく治療した歯のかぶせものが取れてしまうといった話もよく聞きますが、これも、咬み合わせに原因があったりします。
◆治療の流れ
- 1.主訴
- 患者様から主要な不具合の症状をお聞きします。
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- 2.診断
- レントゲン・歯並び・顎関節・歯周組織の状態などから現在の状態を診断します。
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- 3.問題点
- 診断の結果から現状のご説明と治療方法のご説明をさせて頂きます。
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- 4.提案
- 咬み合わせを考慮して問題点を解消するまでのプランを患者さんと相談して決めます。(通院期間や治療方法についてはここで決定します)
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- 5.治療
- 咬合調整、歯冠修復、矯正、インプラント、歯周病治療などの治療を行います。当院では、正しい咬合であるかどうかをお調べし、不具合がある場合は、早期治療をおすすめしています。
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- 6.修正
- 治療を進めながらその中で患者さんの変化や口腔内の状況に合わせて最適な治療計画を再度提案立案します。
実際の治療内容紹介
咬み合せと顎関節の関係
普段は気付かないことがほとんどですが、
咬み合せの高さにばらつきがあると、咬んだ時に顎がズレて顎関節にストレスがかかります。
そのズレに気付かず放置しておくと、
多くの場合「顎関節症」という病気に移行します。
初めは顎がカクカク音がする程度ですが、
次第に口を大きく開けられなくなったり、
顎に痛みを感じるようになる事もあります。
床に置かれたテーブルの脚の長さがバラバラな状態だと思って下さい。
この脚の長さをそろえるのが、咬み合せ治療です。
「咬み合せがズレる原因とは」
- 歯列不正(歯並びが悪い)
- 親知らずのはえ方
- 過去の歯科治療による高さの合っていない修 復物(銀歯や入れ歯など)
- 歯を抜いたまま放置している
- 慢性鼻炎などの鼻疾患による口呼吸
などがあります。
「どこを診て、どう治すか」
まず現状の確認として、
- 顎関節の動き
- 顎位診査
- 早期接触
- アンテリアガイド(前歯の咬み具合)
- 咬頭干渉
という項目を詳しく調べます。
1、顎関節の動きとは
口を開け閉めした時に
・カクカク音がしないか、
・開口量はどのくらいか、
・真っ直ぐ開閉できるか、
・左右の顎関節の動き方、
・レントゲンで骨の形に差がないか、
などを点検します。
2、顎位診断とは
顎関節が最も楽に咬もうとする位置で、
上下の歯を咬み合わせた時に、
歯と歯が咬み合う位置と顎関節が咬む位置に
ズレがないかを調べます。
3.早期接触とは
顎位診査でズレがあった場合に、その原因となっている歯の接触状態を調べます。
顎関節が咬もうとする位置で口を閉じてきた時に、全部の歯が同時に接触するのが正常ですが、
他の歯が接触する前に、どこか1箇所初めに触れてしまう歯があれば、それが原因で顎をずらさないと咬めない状態になっています。
それが「早期接触」です。
4.アンテリアガイドとは
前歯の咬み合せの事です。
前歯がしっかり咬んでいて機能していれば、奥歯にかかる負担がかなり減ります。
つまり、前歯が正常に機能している人は奥歯の寿命が長いのです。
アンテリアガイドを診るということは、
前歯と奥歯の役割分担が正常に機能しいてるかを点検すること。
5、咬頭干渉とは
奥歯のかみ合わせで、本来接触してはならない部分が咬んでしまうことです。
顎は左右に動きますが、この時右と左では、咬んでいる歯と咬んでいない歯があります。これが正常です。
この時、咬んではいけない歯が咬んでいると、その歯には横方向からの強い力がかかっています。
横方向からの力が不当にかかっていると、奥歯の寿命が極端に短くなります。
咬みあわせの治療とは
1、顎関節が楽に咬もうとする位置に合わせて咬んだ時に、上下の歯が同時に接触するようにする。
2、前後左右に歯ぎしりした時に、前歯と奥歯がそれぞれ正常に機能するようにする。
主にこの2点です。
これだけでも、お口の中はかなり「楽」な状態になり、良く咬めるようになります。
きれいに歯磨きができていれば、治療した後の経過も良好な状態が持続します。
また、定期健診でもこの状態が維持できているかを確認します。
「咬み合わせの治し方」
治療方法は大きく分けて3パターンです。
- 咬合調整
ズレが比較的少ない場合、歯の強く接触する箇所を選択的に削合
- 補綴
咬合調整では対応しきれない程のズレがある場合、かぶせ物で形態修正
- 矯正治療
補綴でも対応できないほどのズレがある場合、歯の位置を移動
またこの3パターンを組み合わせて治療する場合もあります。
◆不正咬合
正常な咬合でない状態が不正咬合です。
主な不正咬合について紹介します。
・八重歯・乱ぐい歯 (叢生:そうせい)
でこぼこに生えた乱ぐい歯、犬歯が飛び出した八重歯などのことを言います。
歯と小さくなったあごの大きさとの不調和が原因とされており、歯ブラシの毛先が届きにくいために、長い間に虫歯や歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすくなります。
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出っ歯 (上顎前突:じょうがくぜんとつ)
上顎や、上顎の歯が前に飛び出ていている状態です。
・受け口 (反対咬合、下顎前突:かがくぜんとつ)
上下の咬み合わせが逆になっている状態。
・骨格性の下顎前突
遺伝的に下顎が上顎より大きい、あるいは幼いときには機能性だったものでも、成長の過程で骨格性に移行した場合も含め、上下のあごの骨の異常な発育によるものです。
・開咬
奥歯で咬んでも前歯は咬んでおらず、上手く咬めない状態。
また、発音に問題が生じることもあります。
・すきっ歯(空隙歯列)
隣同士の歯と歯の間が開いている状態です。
食べ物が挟まり、丁寧な歯磨きを心がけないと歯周病(歯槽膿漏)になりやすくなります。
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