Pyorrhea 歯周病
◆歯周病について
歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多い病気です。
虫歯にならないよう、歯を守る事も大切ですが、歯を支えている歯茎もとても大切です。
歯周病が原因で虫歯になる事もあります。
また、長く自分の歯を保ち美味しく食事が出来るためにも、お口を清潔な状態に保ち、健康な歯茎を維持しましょう。
◆咬合との深い関係
咬み合わせのバランスが崩れ、歯や顎の骨にかかる負担が大きいと、歯ブラシが上手に出来ていて、プラークコントロールの良い状態なのに、歯周病になってしまう場合があります。
この場合いくら歯周病治療をしても原因が咬合にあるため咬合を治さない限り、歯周病の症状は改善されないことがあります。
そのため、歯周病と咬合状態の関連性を調べる必要があります。
治療の手順は、
歯周組織に急性の症状があれば、応急措置をします。
↓
咬合が原因になっていないか、咬み合わせを調べ、異常があれば咬み合わせ治療を優先します。
↓
歯や顎にかかる負担を軽減してから、治療計画に基づき病状に応じた歯周病治療に掛かります。
◆歯周病の進行
1.歯肉、歯槽骨に特に問題なく、歯もがっちりしています。
何でも食べられますし、健康な状態です。
2.磨き残しがあると、歯周病菌が中に入って繁殖をして歯垢(プラーク)となり、歯と歯肉の境目の部分の歯肉に炎症をおこします。
ほとんど症状はありませんが、歯磨きのときに出血したり、硬いものをかむと痛かったりすることもあります。
3.プラークに唾液中のカルシウムやリンが作用して石灰化します。この石灰化した物を歯石といいます。
歯石は歯と炎症を起こした歯肉の間の溝(歯周ポケット)の中にまで到達し、歯周病菌の働きにより大きくなっていきます。
この歯石を住みかとして歯周病菌は歯槽骨に向かって攻撃を進めていき、歯槽骨を吸収していきます。
この頃から歯のぐらつきや、歯磨きの度に出血する、口臭がある、咬むと痛いなど様々な自覚症状が出始めます。
4.歯槽骨の吸収が進むと歯のぐらつきが大きくなり、軟らかい物でも咬むのに苦労します。
また、出血や口臭などのその他の自覚症状も強くなります。見た目には歯肉が炎症を起こして腫れているため、あまり変化が無いように見えますが、歯石や歯周病菌が、歯全体を取り囲むように存在し、やがて自然に歯が脱落します。
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